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戦略コンサルへの転職、リファラル?エージェント?どっちが有利?

戦略コンサルへの転職、リファラル?エージェント?どっちが有利?

戦略コンサルへの転職、リファラル?エージェント?どっちが有利?

目次
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リファラル VS 転職エージェント経由、どっち?問題

コンサルタントに転職したい!と思ったときに、出てくる問題。

結局、リファラル採用と転職エージェント経由、どっちが有利なの?

リファラル(=referral)とは、英語で「紹介・推薦」という意味を持ちます。リファラル採用は、その会社に在籍している人や取引先の人など、社内外で信頼できる人から、その会社に見合った人材を紹介してもらう採用手法。

一方、転職エージェントは、人材を探している企業に対して、その会社が人材に求める経験・スキルや人物像、給与などの条件面を確認し、求人情報として保有ています。転職したい人の条件や希望を確認し、保有している求人情報の中から経験や希望に合う企業を紹介してくれます。仕事選びから入社までをバックアップしてくれます。

ここでは、結局、リファラルとエージェントどっちがいいの?について、個々の状況や背景によっていいところをご紹介していきます。

コンサル転職でエージェント経由の場合の利点

「転職エージェント」を一括りにしてしまうと少し乱暴なので、「僕が」コンサル転職エージェントをするときに、候補者にしていることをご紹介します。

(1) コンサルケース面接の「過去問」を活用して本当の対策ができる

コンサルティングファームのケース面接の「過去問対策」は、“100人に1名しか受からない” とも言われるコンサルの面接では、重要な意味を持ちます。

なにせ、コンサル面接は「ポテンシャル採用」なので、今までの “経歴” や ”知識” を問うのではなく、その場で出される「ケース面接」で判断するからです。

そこでわかっておかなきゃいけないのは、「面接官」も神様ではないので、揺らぐ。ミスも起きる。ということ。

面接官がケース面接をしてきた歴代の「候補者」よりも、「圧倒的な差」をつけないと、何が起こるか、分からないのです。

なので、「アタマの使い方(戦略思考)」を身に付けた上で、野球の「素振り」のように、練習することは大事。 ということで、僕の転職エージェント(=251CAReR)では、こんな感じで対策を行っています。

251CAReR実施するケース面接対策

  • ケース面接の「過去問」それも、実際の「候補者と面接官とのやりとり」のスクリプトを読んでもらう
    • その時に、「ただただ読む」のではなく、「必ず」解いてもらう
  • その上で、ケース面接スクリプトを読み進めてもらい、「疑問」「違和感」をリストアップしてもらう
    • 自分の解き方やビジネスセンスとの違いを炙り出す
  • そして、僕がそのリアルなスクリプトの「候補者の回答」を元に、「疑問」「違和感」を解消する
    • ただただ、「通過した」ケース面接のスクリプトを読んでも意味が無いんです
    • だって「なぜ、評価されたか?」を理解しないと、再現できないし、成長さえしないからね
    • 読むだけじゃ、ただただ、「わかった気する」だけなので、失敗して事故ります

こんな感じのやりとりを通して、「アタマの使い方」を体感してもらいます。
ここでの対策が、ケース面接を突破するための対策にとどまらず、通過して、晴れてコンサルタントになった時も活きてくるようにね。

(2)「コンサル向き不向き」の判断と、覚悟の醸成ができる

私ってコンサルに向いていますか?

これ、よく聞かれるので、これも一つの「価値」かも?と思い、ご紹介します。

当然、やりとりを通して、「向き不向き」は分かります。ただ、「向き不向き」を知ることは大事ですが、だからといって、コンサルタントになることをあきらめるべきとは思っていません。

大事なのは「やりたいか、やりたくないか?」だからです。

好き、やってみたい!と思うのあれば、不向きだと思うけど、“ならば、人より努力してやる!”とエネルギーを滾らせれば、いいだけですから。

僕も、BCGの最初の「1年」、えっらい苦労しましたが、そういう意味では「不向き」だったのかもしれません。でも、「スキル」として、コンサル思考/働き方を習得した結果、2年目以降は、まさに楽園、楽しいコンサルライフでした。

なので、「コンサル向き不向き」を知ることも、「コンサル転職成功」の原動力だと感じています。

(3) 各コンサルティングファームの特色を理解してファームを選択できる

「似たり寄ったり」だった、コンサルファームも、今や、「カラフル」になってきています。ので、オファーを複数もらった際に、どこに行くのか?は、昔以上に迷う方がいるのは確か。

そして、「志望動機」も、昔なら「コンサルやりたーい」と同じことを言っておけばよかったのですが、今は、「なぜ、うちか?」を納得させないと、オファーはもらえません。

とは言え、各社のHPを見ても、同じようなことが書かれていて、違いを見出しにくいのが現実。

ただ、僕はほとんど全てのファームに弟子/卒業生がいるので、「生」の情報をもとに、その「違い」を候補者に説明しています。

HPからだけでは見えてこない、実際にそれぞれのコンサルファームで働いているコンサルタントの声だからこそ、各ファームの “色” をはっきり浮かび上がらせてくれますからね。

(4)「ケース面接対策」以外の対策もできる

コンサルタントに転職するために「ケース面接対策」だけすればいいと思っている方が多いんですが、そんなことはありません。

うちの転職エージェント(=251CAREeR)では、「7つの塊、50のタスク」を ”候補者” に共有して、一緒に、伴走しながら、こなしていきます。

候補者と共有する「7つの塊、50のタスク」は「選考書類作成」「ケイパビリティの磨き込み/整理」「筆記テスト」と、いろいろあります。

その一つ一つは「ケース面接対策」ほどは大事ではないものの、手を抜くと痛い目を見ますので、細かいところまでチェックして準備を進めます。

(5) ケース面接の「スクリプトレビュー」で総仕上げできる

実際にケース面接が始まると、一つのファームで少なくとも2-3個の面接があるので、篩にかけられるとはいえ、20回程のケース面接を受けることになります。

ここで、大事なのは、実際に自分が受けた面接の「スクリプト(=面接官と候補者とのやりとり)」を起こし、それをベースに、「どこがまずかったか?」「どこが、良かったか?」を復習すること。これはとても大事なことで、復習することで、飛躍的に成長できます。

僕がエージェントする場合は、必ず、スクリプトを書いてもらい、それをベースに、次の面接までにフィードバックをしています。

(6) コンサルファームからのフィードバックで微調整できる

ファームによってまちまちですが、エージェントにだけ、ケース面接のフィードバックをくれるファームもあります。

その面接のフィードバックを候補者に共有することで、「次の面接で、何が見られるか?」を想像することができ、それを元に作戦を練れば、次の面接では、当然、ホームランを打ちやすくなります。

ので、フィードバックをもらったら ”勝つために”「微調整」を必ずします。

(7) 候補者に優位なスケジューリングができる

うちの転職エージェント(=251CAREeR)では、ケース面接の類似性や、その候補者のバックグランドを加味した際の「受かりやすさ」などから、コンサルティングファームを受ける順番を決めていきます。

一概にファームとしての格で、順番を決めると、痛い目を見るので。

これも、ぱっと思いつくところの、僕の転職エージェントである「251CAREeR」での、僕が候補者に提供する価値です。

コンサル転職でリファラル採用の場合の利点

ここまでご紹介した転職エージェントができること「7つ」と比べてもらえると、リファラルと「僕の」転職エージェントの、どっちが、有利か?お得か?素敵か?の答えが出ます。

というか、先に言ってしまうと「僕の」転職エージェントのほうが、良いだろう。と思います。が、限定的ではありますが、リファラルが超絶に効果を発揮した事例もご紹介しておきます。このくらい強いものであれば、リファラル採用を活用すべきだと思っています。

リファラルの効果を発揮した事例

ここで「事業会社」のリファラルと異なり、「良さ」は限定的だが、ウルトラ効果を発揮した例を2つご紹介します。

リファラル採用成功事例①

リファレンスしてくれる相手が「ディレクター」で、そのディレクターと一緒に働くことまで想定して、ディレクターがリファレンスしてくれる場合
これは、コンサルファームに対してMDは「私のケースで使うから」というフレーズで、ごり押ししてくれる可能性があるので、リファレンスの価値はあります。
ので、「そのファームはリファレンス」というのは、あり。
その場合の注意点は「オファー出たら、必ず、行く」という雰囲気が、流れてしまうこと。MDにしてみたら、ファーム側をごり押しして、説得したのに、「来ませんでした!」では「は?」だし、「絶対、いきます!」と熱意が伝わらなければ、くそ忙しいMDは動いてくれません。

リファラル採用成功事例②

「学歴」が悪く、書類では「あっさり」落ちてしまいそうな場合や、一度受けているけど、再チャレンジ!という場合
リファレンスにより、「書類は」通過してもらえる可能性はあがるので、リファレンスの価値はあります。
これは、MBAのボストンキャリアフォーラムも一緒。
ボストンキャリアフォーラムは、「まさに、MBAのランク」が色濃く出てしまうので、卒業間際に “普通の” コンサル転職をしたほうが、合格率は高いのです。
けど、MBA前の「学歴」が強くない場合は、ボストンキャリアフォーラムのほうが、いい場合もあるよね。


なので、僕が「エージェント」する場合も、このような強いリファレンスがある場合は、「ココはリファレンスにしよう!」と言い、強固な戦略を練ります。

「僕が」転職エージェントをするときのポイント!

「フラットに」コンサルと他も比べて、アドバイスというか、意見します。

「コンサルキャリアが最高!」と思っているわけではないので、候補者に違う選択肢が出てきた場合は、素直に「教育者」として、意見しています。過去でいえば、

  1. 商社の方で、コンサル転職の準備をしていたけど、「海外駐在が、決定!」と相談されて、それこそノータイムで「駐在に行きましょう!」とアドバイス
  2. 官僚の方で、コンサルの面接を受けながら、他に受けていたスタートアップからオファー!と相談されて、会社名を聞いて、即座に、「スタートアップにいきましょう!」と背中を押す
  3. コンサルの方で、転職し、いくつか、オファーをもらったが、第1志望ではなく、悩むと、相談されて、「残留し、昇進めざすのが大吉よ」と意見

タイミングで気持ちは変わるし、それこそ、「風向き」は変わるもの。だからこそ、その都度、相談しながら、長いスパンで、キャリア形成の相談に、乗っています。

コンサルタントへの転職サポートの無料相談も1対1で僕が対応しますので、お気軽に。

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ということで、良いキャリアを作っていきましょう!

戦略コンサルタントに転職しようかな?と思ったら

いかがでしたか?さいごに、戦略コンサルタントに転職をお考えの方にお役に立てる情報をまとめておきます。

戦略コンサルタントになるために必要な本を読んでみる

弊社代表のタカマツ本

コンサルティングファームに転職する際に特におすすめはフェルミ推定本!

戦略コンサルタントのための必読本

この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、

  • 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
  •  読むのであれば、どのページを読めば良いのか?

を丁寧に解説しました。「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。

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戦略コンサルへの転職に必要な「考える力」を最も得意としているのが、私であり、年間500人以上が受講する「考えるエンジン講座」です。ので、是非とも、無料相談にいらしてください。

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戦略コンサルタントの転職支援を251キャリアで

考える力を鍛え、戦略思考を身に付ける「考えるエンジン講座」の陰で隠れておりますが、じんわりと、コンサル向け転職エージェント=251CAREeR(ニコイチキャリア)もやっております。
ケース面接対策だけでなく、コンサルタントに強い転職エージェントも利用したい!という方は、是非とも、「無料相談」の時に、おしゃって頂ければと思います。

弊社の転職エージェント251CAREeRでは、当然ですが、僕とケース面接のお題で議論もしますし、事前に解いて頂き添削も行います。それを通して回答ではなく「議論」「考え方」を習得して頂きます。

戦略コンサルタントの転職対策をテキストで学ぶ

フェルミ推定、ビジネスケース、志望動機など、コンサルタントへの転職の選考で実施される「ケース面接」対策に必要なオンライン教材を提供しています。

戦略コンサルタントの転職対策を動画で学ぶ

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