コンサルファーム選考で実施されるケース面接対策と必要な対策期間は?
コンサルファーム選考で実施されるケース面接対策と必要な対策期間は?
ケース面接とは?
はじめに
コンサルティングファームへの転職では、他の業界への転職と異なり「ケース面接」が実施されます。
ケース面接には独自の対策が必要で、これが「コンサルタント転職は難しい」と言われる所以です ですが、このケース面接対策に劇的に効果がある本『「暗記する」戦略思考』を出版したことを機に、ケース面接を突破するために、どのような対策をどの程度の期間をかけてすればいいか?って話をしますね。
コンサルティングファームのケース面接とは?
先に言っておきますと、ケース面接で問われる能力は「コンサルタントとしてパフォームする為に必要なこと」でもありますので、単に「ケース面接対策」として捉えるだけでなく、入社後に活躍するために必要な能力だということも意識して取り組んでください。
ケース面接では「答えのない」テーマについて、いかに限られた時間の中で他の人にわかりやすく、納得感がある「答え」を作り出して伝えられるのか?を見られています。
別の言い方をすれば「地頭の良さ」を見ていると言えます。
ケース面接では、自分が出した「答え」に深掘りをしてくる面接官(=現役コンサルタント)と冷静に論理的なコミュニケーションが取れることが重要になります。
全体像や流れについては、こちらの記事でもご紹介していますので、併せてご覧ください。
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策3つ
まず、コンサルタントに転職するためのケース面接対策って言うと、以下の3つの塊があります。
- フェルミ推定
- ビジネスケース
- 「業界知識」と「志望動機」
この3つの塊について1つずつ対策方法をご紹介します
ケース面接対策① フェルミ推定
まずは「フェルミ推定」でございます。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」と言いますか、会計士の「短答試験」と言いますか、ブラジリアン柔術でいう「クローズドガード」と言いますか、
「フェルミ推定」は基本、基礎でございます。
ですので、徹底的にやってください。 もちろん、フェルミ推定の本と言えば、この2冊です。
フェルミ推定の技術
コンサル転職でのケース面接に必須のフェルミ推定ですが、ビジネスパーソンにこそ絶対に必要な、ビジネススキル。本書から最強の戦略思考を手に入れてください。様々な視点から導き出した「フェルミ推定の技術」を詰め込んでいます。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
「フェルミ推定」は、市場規模推定や売上推定を算出する為だけの思考法じゃありません。成長戦略、新規事業などに幅広く応用できる、いわば戦略思考の原点とも言えます。そして、その考え方を丸っと凝縮して一冊にまとめたのが本書です。
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
こちらで例題をご紹介していますので、お時間に余裕がある方は覗いてみてください。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊を今、購入しましょう。
ケース面接対策② ビジネスケース
つぎに、ビジネスケースとなります。
が、これが一番やっかいですし、トップファームに行く覚悟がある人はじっくり対策することをお勧めします。
ビジネスケースをどう考え、対策すればいいか?というと、大きく2つの塊があります。
ひとつは論点思考。もうひとつは戦略思考でございます。
ビジネスケース対策(1)論点思考
まず、ビジネスケースしかり、ケース面接は「議論」ですから、論点思考なくては「コンサルタント」との会話が成り立ちませんし、ビジネスケースを解く上でも、話になりません。
論点思考は、ボクが1対1で教えている「考えるエンジン講座」と「考えるエンジン講座2」を受講するしかありません。 受講すると世界が変わりますので「コンサルタントになる!」それも「コンサルタントとして生き残る!」って覚悟のある人は下記から、無料相談に申し込んでください。
ビジネスケース対策(2)戦略思考
そして、ここから、さらに、戦略思考の世界が始まります。
この世界の勉強は結構難しかったんです、
2023年7月31日までは!
そうなんです、そう思って、『「暗記する」戦略思考』って本、出しました!
『「暗記する」戦略思考』には何を書いた?というと、こんな感じでございます。
一言で表せば、 「プラクティカルに頭の使い方、面白い解の作り方」 が学べる本。
もう少し言うと、
「戦略思考」 =「解、答え、意見、メッセージ」を作り出す考える技術を、「暗記する」=「考える際に自分に問う、声に出して唱える」フレーズを覚えるだけで身につけられる 「思考技術」の本となります。
違う表現をしますと、 ベストセラーとなった 『コンサルが「最初3年間」で学ぶコト』では描かれていない、 コンサルタントの武器、思考技術にフォーカスした、 秘伝の思考が学べる本。
まさに、「解」を作る技術。
『「暗記する」戦略思考』は、今までのケース面接対策を変えてしまう。 そんな本です。
「暗記する」戦略思考
「戦略思考」 =「解、答え、意見、メッセージ」を作り出す考える技術を、「暗記する」=「考える際に自分に問う、声に出して唱える」フレーズを覚えるだけで身につけられる 「思考技術」の本です。
まずは、これをベースにさらにやりたいという人もいると思いますので、そんな “こっそり” 勝ちきりたい方は「考えるエンジン講座」の受講に向けた無料相談のときに併せて聞いてください。
これで、2つ目までがOKになります。
ケース面接対策③ 「業界知識」と「志望動機」
そして最後は、皆さんの「業界知識」を整えつつ「志望動機」も滾らせる対策となります。
このあたりは一般的に皆さんが思っているのと同じですが、あえて言えば「業界知識」はめっちゃ大事です。
ので、例えば、三井住友銀行の方だったら、銀行をはじめ、金融業界全般の現状から、未来がどうなるか?がテーマの本を10冊は少なからず読みましょう。
コンサルケース面接対策に必要な期間
初めてコンサルティングファームへの転職を考える方は、だいたい1か月くらいで対策できるだろうと思っている方が圧倒的に多いです。実際に、無料相談にいらっしゃる方でも、「来月面接なんです」「来週2次が決まっています」という“駆け込み” の方が結構いますから。
しかし、ケース面接に必要な期間は、一般的には、3か月程度は必要と言われています。特に、事業会社からの転職となると、この特殊な業界に飛び込むとなると “最低でも” 3か月は必要。「ケース面接対策」と言う意味では、3か月程度である程度の水準までは持って行けるでしょう。 ただ、ここで声を大にして言いたい。
受かればいいんですか?
ケース面接対策をして、うまくコンサルティングファームに入社が決まったところで、コンサルタントとして活躍できる力が備わっていなければ、中に入ってから苦労が続いてしまいます。
なので、ケース面接対策期間で言えば「6か月」
6か月、しっかり対策することをお勧めしています。 入社後、苦労しないためにね。
まとめ
コンサルタントになる為に、ケース面接を突破するために、どのような対策をすればいいか?って話をしました。
このケース面接対策は「コンサルタントとしてパフォームする為に必要なこと」でもあります。「ケース面接対策!」って言うと安っぽく聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。 僕の常日頃の思想は、
コンサルタントとして活躍できる考え方、心得を身に着けていれば、ケース面接なんて、楽勝。
でございます。ので、くれぐれも、そこは噛み締めて、時間やお金を投資して、キャリアを磨いてくださいませ。
一応、ここまでいくらかかるのか?を計算すると、182,820円。これだけだ。
今後も使えるコンサル思考、コンサルの心得が学べて、20万円しないんだ。
コンサルタントになると給料も爆上がりだし、例えコンサルタントに転職しなくても今の仕事で成果が上がり、ボーナスの評価が上がれば、ペイしちゃう金額だ。 じゃ「戦略思考」をもっと磨いちゃお。 ってことで、
「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術
限られた情報からどのようなプロセスでいい示唆や仮説を導き出すか?本書ですべて解説します。「思考って、技術=スキル、後天的に身に着けられるんだ!」って、確信できるはず。この1冊で「考えること」が楽しくなる!
こちらも読んでおきましょう。
なので、合計184,580円。
ってことで、皆さん、コンサルタントになりたい方はそんな感じで滾らせていきましょう! 無料相談、待っているよ! 今なら、僕が1対1で話せるし、教えますので、ぜひ!
戦略コンサルタントに転職しようかな?と思ったら
いかがでしたか?さいごに、戦略コンサルタントに転職をお考えの方にお役に立てる情報をまとめておきます。
戦略コンサルタントになるために必要な本を読んでみる
弊社代表のタカマツ本
コンサルティングファームに転職する際に特におすすめはフェルミ推定本!
戦略コンサルタントのための必読本
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
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戦略コンサルへの転職に必要な「考える力」を最も得意としているのが、私であり、年間500人以上が受講する「考えるエンジン講座」です。ので、是非とも、無料相談にいらしてください。
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戦略コンサルタントの転職支援を251キャリアで
考える力を鍛え、戦略思考を身に付ける「考えるエンジン講座」の陰で隠れておりますが、じんわりと、コンサル向け転職エージェント=251CAREeR(ニコイチキャリア)もやっております。
ケース面接対策だけでなく、コンサルタントに強い転職エージェントも利用したい!という方は、是非とも、「無料相談」の時に、おしゃって頂ければと思います。
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フェルミ推定、ビジネスケース、志望動機など、コンサルタントへの転職の選考で実施される「ケース面接」対策に必要なオンライン教材を提供しています。