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コンサル未経験者がコンサルファーム入社前に準備すべきこと

コンサルタントになったら_入社準備

コンサル未経験者がコンサルファーム入社前に準備すべきこと

コンサルティングファームへの転職が決まり、期待と不安でいっぱいのあなたへ。
本記事では、未経験の状態でコンサルタントとしてスタートラインに立つために、入社前に準備すべきことについて具体的に解説します。私自身、コンサルティング業界に足を踏み入れた時、知らないことが多くて苦労しました。その経験を基に、あなたがスムーズに業界に馴染むための情報を提供します。

目次
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コンサルタントの働き方を知る

コンサルタントとして働く上で、まずはその働き方を理解することが重要です。コンサルタントの業務は多岐にわたり、クライアントとの打ち合わせ、データ分析、報告書作成など、幅広いスキルが求められます。以下に、コンサルタントの働き方を学ぶためのおすすめのコンテンツを紹介します。

実際にプロジェクトが始まり、業務に追われ、上司/マネージャーからの評価が付いたあとでは手遅れ。僕のようにコンサル未経験から晴れてBCG(ボストンコンサルティンググループ)に入社したはいいが「採用ミスだ!」と言われ、復活する血反吐の体験を皆さんにはしてほしくないと思っています。

おすすめの本『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』

この本は、コンサルタントとしてキャリアをスタートする際に役立つ情報が満載です。特に、最初の3年間で身につけるべきスキルや心構えについて詳しく解説されています。未経験者にとって、この本は業界の基本的な知識を習得するのに最適です。

『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』概要

コンサルの思考と作法。
それは、業界も業種も関係なく、ビジネスパーソンとして身につければ間違いなく圧勝できる究極かつ普遍的なスキルです。
BCGで過ごした、2度はできない「濃すぎた、怒られた」最初の3年間。そこで叩き込まれた全てを皆さまに伝授させていただきたい。
もちろん、「ただ普通に解説する」なんてことはいたしません。
全ての真髄を「VS」形式で鋭角に科学していきます。
更に言うと、3年目で終わることなく「4年目の高み」を味わう資格も皆さんに得てもらいたい。ぜひ挑戦して欲しい。そんな想いと野望が詰まった一冊です。学生も新人もベテランも、行き詰まっている人も調子こいている人も。 次のステージへ上がるための「何か」を探している人は、ぜひ!

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高松 智史 (著)
出版社 ‏ : ‎ ソシム
発売日 ‏ : ‎ 2023/2/1
単行本 ‏ : ‎ 340ページ

おすすめのオンライン教材『悪魔のコンサル働き方~OUTになる前に』

このオンライン教材は、コンサルタントとしての働き方に焦点を当てています。実際のプロジェクトの進め方や、クライアントとのコミュニケーション方法など、実戦的なスキルを学ぶことができます。

ここからは、同期でトップ昇進したい方向けです。

悪魔のコンサル働き方 (続)

コンサルティングファームのマネージャー昇格を見据えた働き方が再現可能な形で言語化されている唯一無二の教材。コンサルティングファームのマネージャーは、どのように頭を使い、働いているのか?を実務レベルで言語化しました。マネージャーを目指す方はもちろん、なった後も必読の教材です。

悪魔のコンサル働き方(続のつづき)

僕が “天才藤岡” から教えてもらったケースリーディング。ケースリーディングにおけるクライアントマネジメント、MDマネジメント、メンバーマネジメントの具体的かつプラクティカルな指針にして唯一無二の教材です。ワークプランやプレゼンなど「ケースリーディング」の話しを主軸にしつつ、切っても切り離せない「論点(=ケースとして答えるべき問い)」についてのトレーニングもしていきます。

おすすめコンテンツ『新卒アソシエイト仕事術

新卒アソシエイトとしての経験を基に、具体的な仕事の進め方や日常のタスク管理について解説しています。未経験者には、具体的なイメージを持つことができる貴重なコンテンツです。

外資系コンサルティングファームBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)に新卒で入社した女子 “ファンタジスタ品川” さんが、コンサルティングファームに入社するも、活躍できていない。とお悩みの皆さんの為に、センスたっぷりな、コンテンツを書いてくれました!入社前であれば、事前にこちらを読んでおくと入社後の苦労が軽減されるかと。

コンサルの1日の生活パターンを知る

コンサルタントの1日はどのように過ぎていくのか?具体的な生活パターンを知ることで、入社後のイメージをつかむことができます。以下に、BCG時代のオーソドックスな1日の流れを紹介します。

BCG時代のオーソドックスなコンサルタントの1日

7:45:オフィス近くのカフェに到着

“タリーズトールラテ” 傍らに。

コンサルタントの朝は、スコブル早い。なぜか?
ケースリーダーから、

上司

今、オフィスいる?ちょっと話したいんだけど。

と言われて、「います!!」というだけで、その後の会議がケースリーダがご機嫌で、過ごせるから。
逆に、いないと、、、

上司

え?まだ、家?そうなんだ。余裕だね。

とか、変な嫌味さえ言われかねないからだ。

8:00-9:30:記事検索

“キジケン”は、ケースを救う

午前中は、とりあえず、インプット=情報収集に時間を書ける事が多い。そう、”キジケン” とは “記事検索” のことで、日経テレコンとか、グーグル検索などで、論点にそって、事例を探したりする。それが、キジケン。

キジケンは午前中がお勧め。相当、センスがいるので、頭のさえている午前がお勧めだし、情報収集さえ、しておけば、最悪、パートナー/プロジェクトリーダがなんとかしてくれるからだ。

10:00-11:00:示唆を抽出する

“だから、何?” 

事例=ファクトが集まったら、今度は「示唆を抽出する」という“考える時間”のはじまりはじまり。この、示唆をコンサルでは“SO‐WHAT”と呼んでいる。直訳すると「(そのファクトは、、)だから、何?(が言いたいのか?)」。

コンサルタントとして、マスターすべきスキルの4つのうちの一つがこれ「示唆」。一つの事例で「切れ味鋭すぎる“示唆”」を一つ作っただけで、ケースが勝てたりするほど、キジケン⇒“だから、何?”は大事。

11:00-11:30:上司に作業内容を共有

先手必勝、まじ、必勝。

ということで、午前中の作業をプロジェクトリーダー/パートナーに共有。読んでもらうために、「印刷をして、机に置いておく」までするのが、大事。

11:30-12:30:ランチ

焼鳥 VS トンカツ VS 食べない の3択

ランチはオフィスのある「ニューオータニ」で食すか、食べないか。伊勢廣のやきとり重(5本入り)1700円 又は、トンカツ 1200円。一見高そうにみえるが、週2-3しかランチを食べないので、実質はそんなにランチ代はかかっていないはず。

12:30-13:00:オフィス近くのカフェ

“タリーズトールラテ”傍らに

いつでも、傍らには無いとダメなんです。

13:00-14:30:パッケージのストーリーラインを考える

気分は小説家。

次のクライアントミーティングに向けて、自分の担当の“論点”の答えを作る作業。パッケージのストーリーライン!を考える時間。

14:30-17:30:ストーリーラインに添って、パワーポイントに落とし込む

気分はデザイナー。

小説家の次は、デザイナーのお時間。ストーリーラインに添って、パワーポイントに落とし込む時間。しかし、パワーポイントの作り方も皆さんと違うはず。

ステップ1:「手書き」で、紙にスライドを書く。
まず、パワーポイントをいじる前に、ノートバッドに手書きでスライドを書く。
ステップ2:「手書き」に添って、パワーポイントを書く。
そうなんです。直接、パワーポイントに落として、ロクなことはありません。

ステップ1が非常に大事なのです。その上で、今度こそ、「美的センス」。あとは「いかに美しいか?」を論点に、パワーポイントにする。

BCGの場合は、「パワーポイント専門部隊」がいてくれるので、手書きのステップ1をその方々にお渡ししたら、“自分でステップ2をやるより”遙か彼方のスペシャルクオリティでやってくれる。注意してほしいのは、この部隊がいるから、ステップ1をやるわけではない点。必ず、ステップ1は必要です。

18:00-20:00:プロジェクトリーダーと議論

本日の山場のお時間です。

作ったスライド10枚程度を傍らに、プロジェクトリーダーと議論のお時間。これが、「天下分け目」。このまま、天国=遊びにいけるのか? はたまた、地獄=嫌な気分になり、徹夜のはじまりか?です。

20:00~:私の一日の“本当のはじまり”

私の一日の“本当のはじまり”

時刻の場合、20時からが、“12時間遅れの”一日の始まりとなる。だから、8時間労働なので・・・深夜4時まで、同じことを繰り返すことになる。一つだけ違うことがある。それは、もう、タリーズはやっていない。

さて、いかがだったでしょうか?「コンサルタントの一日」。

このような“濃い一日”を毎日繰り返しております。NTTデータ時代であれば、少し、“ぼーとした日”=例えば、研修などがあるが、残念ながら、そういう“ぼーとした日”は無い。しかし、その代わり、ケースが終わったあと、次のケースに入るまでは「お休み」となるわけだから、総じて、そんなに悪い労働環境ではないはずです。

コンサルファーム入社に必要なPCスキルを知る

コンサルタントとして働く上で、PCスキルは欠かせません。
Excelとパワーポイントは特に重要です。それぞれのスキルについて詳しく解説します。

Excelの基礎と実戦的なスキル

Excelはデータ分析や報告書作成に欠かせないツールです。ただし、基本的な関数を知っているだけでは不十分です。重要なのは、目的に応じた関数を「探せる力」です。例えば、ビジネス・シミュレーションを回すためには、複雑な関数を利用することが求められます。実戦的なスキルを磨くためには、実際に手を動かして練習することが大切です。

コンサルに必要なエクセルスキルについては、別記事で詳しくご紹介しています。

パワーポイントスキルとスライドライティングの重要性

パワーポイントは、クライアントへのプレゼンテーションや報告書作成に使用します。パワーポイントスキルは、スライドのデザインなど、テクニカルなスキルを指します。一方、スライドライティングは、伝えたいメッセージを効果的にまとめるスキルです。どちらも重要であり、バランスよく身につけることが求められます。

ジュニアコンサルがパワポスライドのクオリティを上げる為に意識すべきことについて、別記事で詳しくご紹介しています。

さいごに

本当に、コンサルライフは最高です。
「コンサルQ&A」でも書きました通り、僕は、最初の1年は死ぬほど苦労しました。皆さんにはその無駄な道を通らず、健やかに立ち上がり、早々、マネージャー、ディレクターになっちゃいましょう!

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コンサルタントになったら_入社準備

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