コンサル用語011:「三遊間に落ちる」案件を拾いましょう!
意味
ぽっかり、どの部署がやる案件か?分からず、手つかずになる、的な意味と思う
野球用語の転用はクライアントに刺さりやすい。野球世代の50代、60代を相手にすることが多いので、積極的に使っていこう。でも、あと10年もすれば、“その戦略は「オフサイド」か?”とサッカー用語全盛になるかな?(ならん)
コンサル用語012:「ポテンヒット」が起きているだけ
意味
偶然の産物で案件が獲れる・獲れた案件、的な意味と思う
営業などが仕組み化されてないのにある程度、実績が出ている様 =営業の「ポテンヒット」に甘えた構造、とかいうとセクシー。
コンサル用語013:「一本足打法」からの脱却
意味
ヒット事業ひとつで売上を作っている様、的な意味と思う
世界の王貞治。クライアントの世代にはバチコンささる、王貞治。
一つの事業に頼った経営の限界よ!というわけだが、世界の王に例えられるわけ だから、心地よい。
こういえば、嫌なことも受け入れられやすいという典型例。
コンサル用語014:「打席に立つ」ことが大事
意味
あーだ、こーだ考えてしり込みせず、やってこうぜ!、的な意味と思う
これは日常的に使うので、コンサル用語でもありませんが、戦略も最後は“やってみないと!”になる。
そんなときに、「打席に立つ大事さ」とかをスライドに書き、口では「やった後悔は日に日に減る」と林真理子さんの名言を添える。
コンサル用語015:M&Aの「選球眼」
意味
複数のオプションから、いいものを選ぶ力、的な意味と思う
解説者が言う「このバッターはいい選球眼をしている」の、転用。
しかし、実際は「選球眼の良さから、フォアボールで出塁」的なのが多いから、 厳密に考えると、使いどころは狭い。
というか、ビジネスの“フォアボール”って、なんだろう?
コンサル用語016:事業存続の「天王山」
意味
大事な局面、これを超えたら先が見えてくる状況、的な意味と思う
サッカーでいえば、「負けられない戦いがここにある」と同じだろう。
社長プレゼンが天王山、と話し言葉では言えなくもないので、覚えておこう。
コンサル用語017:成長のための「筋肉痛」
意味
成長のために避けられない苦労、的な意味と思う
成長のための「筋肉痛」を「成長痛」と呼びたいが、 じっくり考えると、ジムトレーニングしなくても、成長痛は起こる。逆に、”ベンチャー起業の成長痛“ってのはピンときますね。
コンサル用語018:「血肉化する」
意味
経験や学びを、まさに消化にエネルギーや土台にする、的な意味と思う
野球用語でもありませんが、これもよく使います。
“MA失敗を「血肉化すべき」”など、「~学ぶ」だと、おこちゃまっぽいので、 それをセクシーに表現したもの。
コンサル用語019:イノベーションの「旗手」
意味
あるエリア、業界、取組みの先頭、的な意味と思う
オリンピックの開会式の旗を掲げて歩く、あれだと思う。 旗手は目立つ。旗手は旗を持つから重くてツライ。など、 改革にチャレンジするひとが矢面に立つイメージを捉えたナイス表現。
コンサル用語020: 市場を「席捲する」
意味
ブームや変化をリードする、起こす、的な意味と思う
野球界を席捲するとか使いますよね。実際調べてみると、ちょっと 「対象となる範囲を片端から勢いよく自分のものにしていくさま。」だそうです。 この“片っ端から勢いを自分のものにする”って表現、お見事するぎる。