【ケース面接問題例題】フェルミ推定=東京都のジムの市場規模 No.27「スポーツジム問題」
【ケース面接問題例題】フェルミ推定=東京都のジムの市場規模 No.27「スポーツジム問題」
はじめに
コンサルティングファームへの転職の際、実際にケース面接で出題された問題をご紹介。
コンサルタントへの転職をお考えであれば、ケース面接突破のために自分の「武器」を使いこなせるようになることを目指し、実践演習してください。
【ケース面接問題例題】フェルミ推定=東京都のジムの市場規模
スポーツジムは馴染みもあるので、ケース面接では高頻出問題!やっておきましょう!
今回は、フェルミ推定+αの質問をされております。
【ケース面接でのやりとり】No.27「スポーツジム問題」
おっしゃっている通り、DIは新規事業の立案を売りにしていますし、実際戦略案件の中で半分くらいはそうですね。
では、ケース面接というものに移ります。初めてですか?
はい、初めてです。
他のファームで受けたこともなく、一発目ってことですか?
そうです。
本を読んだりエージェントの方と練習したりしたことありますか?
少し、本を読んだことがあります。
わかりました。お題は決まっていないのですが、最近買ったものや気になるニュース、サービスはありますか?
買ったものといえば、座椅子を買いました。
あとはサービスというかわかりませんが、大学のジムに行き始めました。
ニュースという意味では、アステラスの売上が好調なもののパテントクリフにさしかかっていること、つまり主要な製品の特許が切れかかっていていること、ソニーの収益が好調で復調してきていること、経済全体に影響を及ぼすという意味では消費税増税が実際されるか、といったあたりでしょうか。
では、お題はジムにしましょう。東京都のジムの市場規模と、ここ10年くらいでそれが大きくなってきたが小さくなってきたか、そしてその要因を教えてください。この紙(A4 2枚)を使ってくれてもいいですし、ホワイトボードを使ってくれてもいいです。
では10分後に戻ってきます。
承知しました。
【このケース面接問題について】タカマツからヒトコト
この問題は、DIの一次面接の改訂したものです。
そして、この候補者は、見事にケース面接を突破しました。
面接官に刺さる回答とはどんなものなのか?
面接官にどう「考える力がある!」と思ってもらえたか?
を考えながら取り組んでみてください。
コンサルタントになりたい!ケース面接の対策方法とは?
いかがでしたか?はじめからうまく解ける人はまずいません。
うまく解けなかったな。と感じた方に、ケース面接対策の方法をいくつかご紹介します。
【例題で対策】ケース面接問題を解いてみる
こちらに、ケース面接問題の例題として「良問」ばかりを集めました。
ケース面接突破を目指し、まずは、ケース面接ではどんな問題が出題されるのか?を知って、どれでも良いので解いてみましょう。
【本で対策①】ケース面接を突破する第一歩はフェルミ推定
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
『ロジカルシンキングを超える戦略思考 「フェルミ推定の技術」』
先の見えない世の中において、“積み上げる”ロジカルシンキングよりもパワフルであり、“もれなくだぶりなく”なMECEよりも、答えの無いゲームに強い思考法。それが、フェルミ推定です。
ロジカルシンキングの次は “フェルミ推定” の時代です。
コンサル転職でのケース面接に必須のフェルミ推定ですが、ビジネスパーソンにこそ絶対に必要な、ビジネススキル。本書から最強の戦略思考を手に入れてください。様々な視点から導き出した「フェルミ推定の技術」を詰め込んでいます。
高松 智史 (著)
出版社 : ソシム
発売日 : 2021/8/18
単行本 : 324ページ
『「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術』
「フェルミ推定」は、市場規模推定や売上推定を算出する為だけの思考法じゃありません。成長戦略、新規事業などに幅広く応用できる、いわば戦略思考の原点とも言えます。そして、その考え方を丸っと凝縮して一冊にまとめたのが本書です。
今までの「ロジカルシンキング」や「問題解決」書とは全く違う、プラクティカルでわかりやすい、新しい問題解決本がここに誕生しました。
高松節が炸裂しまくりの、最高に読みやすくセクシーなビジネス書。ビジネススキルの新境地としてのフェルミ推定を、ぜひ堪能してください!
高松 智史 (著)
出版社 : ソシム
発売日 : 2022/2/26
単行本 : 320ページ
【本で対策②】ケース面接突破には「戦略思考」も欠かせない
フェルミ推定だけ理解しても、「コンサルタントの頭の使い方」がわかっていなければケース面接の突破は正直難しい難しいです。
面接官は『現役コンサルタント』であることを忘れずに。現役コンサルタントと議論をしていくためにコンサルタントの思考技術も学んでおきましょう。
『「暗記する」戦略思考』
「暗記する」戦略思考とは何か?
一言で表せば、 「プラクティカルに頭の使い方、面白い解の作り方」 が学べる本。
もう少し言うと、「戦略思考」 =「解、答え、意見、メッセージ」を作り出す考える技術を、「暗記する」=「考える際に自分に問う、声に出して唱える」フレーズを覚えるだけで身につけられる 「思考技術」の本となります。
違う表現をしますと、ベストセラーとなった 『コンサルが「最初3年間」で学ぶコト』では描かれていない、コンサルタントの武器、思考技術にフォーカスした、 秘伝の思考が学べる本です。
高松 智史 (著)
出版社 : かんき出版
発売日 : 2023/7/31
単行本 : 296ページ
【オンライン教材で対策】悪魔のケース対策
フェルミ推定を正しく理解できたら次は、いよいよ「ケース面接」の対策。
門外不出の解説を掲載した第3章の「知っておくべき7つの例題の解法」がこのコンテンツの目玉。
副題の “コンサル思考とは、こういうこと” は、“コンサル思考” を理解していなければケース面接は突破できないという現実を知っていただきたいという思いから。
違う言い方をすれば、”トップコンサルタントがケース問題を解いたら、こうなるよ!”ができれば、それが合格の近道だということです。
元BCGコンサルタントである高松智史が4万字を超える(スライド240ページ)傑作を、数か月にわたり、練りに練って書きおろしましたので、自信作です。
【受講して対策】「考えるエンジン講座」無料相談へ
とにかく、なにがなんでもコンサルタントになりたい!!という貴方は、「考えるエンジン講座」無料相談へ。