コンサル思考の「ラスボス」は論点—コンサルの働き方を習得する
コンサル思考の「ラスボス」は論点—コンサルの働き方を習得する
コンサルタントの働き方を習得する近道「論点」
「コンサルタントにならなくても」コンサル思考、コンサルタントの働き方を習得して、一挙両得なキャリアを描くって、最高だと、僕は常々思っています。
ビジネスを動かす、事業開発する、営業でアカウント開発する、バックオフィスとして組織を筋肉化する。といった、事業会社でしか味わえない仕事に、コンサルで培うような技術をふんだんに駆使してできたら、最高じゃね?
僕も、BCGで培ったスキルとか心得をひっさげて、新卒で入社したNTTデータでの仕事で使いまくったら、最高だっただろうなぁと思っています。
地銀のシステムのPMOしかり、新しい技術を使った新規事業しかり、コンサル思考、コンサルの働き方ができてたら、本当にあの頃の仕事をもっと楽しくできたのに、思考技術も、働き方も、心得もなんも持ち合わせていなかった。
このコンサル思考の「ラスボス」というか「主人公」が論点です。
コンサル思考の「ラスボス」論点とは?
「論点」は、コンサルタントでなければ聞きなれない言葉かもしれませんが、コンサル/ビジネスリーダが使いこなしている「議論の中心となる問題点」こそが「論点」です。
「論点」は、解決までの地図であり、これに沿って分析を進めれば、答えに行きつけるので「論点」を立てることこそ、コンサルタントの腕前=コンサルタントの働き方の基本です。
クリティカルシンキングと考えるエンジン講座で学ぶことは何が違うんですか?とよく聞かれることが多いので、別記事で考えるエンジン講座で学ぶ「論点(+サブ論点)の立て方」とクリティカルシンキングを比較しながら、具体的なビジネスシーンを例にご紹介しています。
こちらもあわせてご覧ください。
論点について語っている動画もぜひ。
「論点」だけじゃない!コンサルの働き方を習得するための方法
まずは、コンサルファームと事業会社のVS構造を知る
その前に、コンサルファームと事業会社のVS構造(メリットデメリット)について先に触れておきます。
コンサルティングファーム
「思考、働き方」が磨かれやすいけど、PL責任とか、事業開発の経験を得られない
事業会社
まさに事業を動かす予算も任されるけど、組織で動いて、ホワイト化も進んでいる分「思考、働き方」が磨かれづらい
このVSを超える為にも、キャリアとしてそのうち、コンサルファームに転職したい人も含めて「思考や、心得」を磨きに磨ききって悪いことはありません。
これを踏まえて、コンサル思考、コンサルの働き方をするには、論点のみならず、5つのことを磨いてほしいと思っています。
じゃあ、どうやって、磨けばいいのか?って話になりますよね。
そのとき、次の5つのカテゴリーに整理して考えると分かりやすいと思います。
- コンサルタントの「働き方、心得」
- ロジカルシンキング
- 論点思考—ラスボス
- 戦略思考
- アウトプット(話し方、書き方など)
それぞれ、どんな勉強法がよいのか?をご紹介したいと思います。
「論点」を含むコンサル思考/働き方の磨き方5選
1. コンサルタントの「働き方、心得」
本当に、このコンサルタントの働き方とか、コンサルタントの心得は大事で、コンサルティングファームに入ると、いやおうなしに緊張感、叱咤激励を浴びせられるので、身に付きやすい。
でも、内容については、ある程度、僕が緑ボン『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』の中で書きましたし、このあと続編として出版されたオレンジボン『コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト』を読めば、なんとかなります。
え?まだ、買っておられない?
ならば、こちらから買ってください。
コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト
「戦略思考」 =「解、答え、意見、メッセージ」を作り出す考える技術を、「暗記する」=「考える際に自分に問う、声に出して唱える」フレーズを覚えるだけで身につけられる 「思考技術」の本です。
コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト
10万部を超えた『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』の続編であり完結編にして、過去最高傑作。400ページにもわたる至高の “熱き講義形式” ボン。
コンサルタントが『マネージャー時代』に学ぶコト、学ぶべきことを詰め込んでおります。
でも、読んだだけでは当然、ダメ。なので、暗記し、実践で使ってみて、違和感(あれ?うまく使えないなぁなど)を発生させて、質問するってのが大事になります。
ちなみに「考えるエンジン講座」を受講すれば、受講中はもちろんのこと、受講後でもいくらでも質問も相談もできます。
そして、『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』でベースとなる働き方ができるようになったら、色々な本を読みながら、どんどん進化させていきましょう。
まずは、僕の本で、ベースを作ったら、色々な本を読みながら、付け足していけばいいと思います。
2. ロジカルシンキング
はい、来ました。諸悪の根源「ロジカルシンキング」
ね、このロジカルシンキングってのが “やっかい” というか、今のビジネス界隈で「崇められている」のが問題なのだ。
し、研修や本などで「ロジカルシンキング」を習ったところで、まったく行動が変化していない。
なぜ、そう言えるか?って言うと、
ロジカルシンキングを習っておいてよかった!!!
と叫んでいる、呟やいている人を見かけたことが殆どない。新しい素敵なスキル、例えば、免許を取って、どこかへ行った時に
いやぁ、ほんと、免許とっておいてよかったわ!!!
と叫ぶはずじゃない?ちなみに、僕は免許を取ってないことを後悔しています。
そして、違う観点で言うと、ロジカルシンキングってロジカルシンキングとして学ぶと、抽象的になりがち、つまらない。あー、つまらないとなってしまう。
なので、そのいわゆる、ロジカルシンキングに内包された、MECEや構造化もそうですし、論理的、ロジカルに物事を考える、そして、ロジカルに話すことも含めて、全部まとめて一気に学べるテーマがある。
それが、僕らの「フェルミ推定」だ
これを学んじゃうのが相当プラクティカルに、ロジカルシンキング+αを学ぶコトができる。なので、僕が本を書いておいたので、この2冊を読んでおきましょう。
フェルミ推定の技術
コンサル転職でのケース面接に必須のフェルミ推定ですが、ビジネスパーソンにこそ絶対に必要な、ビジネススキル。本書から最強の戦略思考を手に入れてください。様々な視点から導き出した「フェルミ推定の技術」を詰め込んでいます。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
「フェルミ推定」は、市場規模推定や売上推定を算出する為だけの思考法じゃありません。成長戦略、新規事業などに幅広く応用できる、いわば戦略思考の原点とも言えます。そして、その考え方を丸っと凝縮して一冊にまとめたのが本書です。
まじで、まじめに、黄色ボンをしっかり暗記したら、仕事の仕方変わるよ。
3. 論点思考
さぁ、来ました、コンサル思考の「ラスボス」というか、「主人公」でございます。
論点思考でございます。論点思考をちゃんと学べば、相当変わります。ハンターハンターでいえば、「念」を習得するか、しないか?くらい変わります。でも、「念」同様、学ぶ機会がそんなにないのが “やっかい” だし、そもそも、正しく教えられる人は少ないんです。
なので、自ら偶然「念」使い=論点思考の持ち主に出会うか、または、さらりと「考えるエンジン講座」を受けにきてください。
事業会社という意味では最近、法人研修もリクルート、塩野義製薬、大和証券などに実施して、徐々に広がってきているので、もしかしたら「考えるエンジン講座」と出会う可能性もありますが、法人研修の機会を待つくらいなら、さくっと受けてしまったほうが、今後の30年のキャリが変わりますから、ぜひ。
論点思考については、その方法しかありません。本でも学べません。
本当に群を抜きたいなら、ぜひ、無料相談に来てください。
4. 戦略思考
さぁ、来ました、戦略思考。戦略思考ってのは「論点思考」の対語になっていて、論点思考が「問い」で、戦略思考は「解」となります。
この世界も奥が深いのですが、論点思考よりも、「武器」を持ちやすい。 ので、覚えて、唱えれば、かなり変わります。ということで、僕の戦略思考の1冊目、タカマツボンの6冊目として、出しました。
「暗記する」戦略思考
「戦略思考」 =「解、答え、意見、メッセージ」を作り出す考える技術を、「暗記する」=「考える際に自分に問う、声に出して唱える」フレーズを覚えるだけで身につけられる 「思考技術」の本です。
こちらを読みつつ、そのあとに、この5冊も併せて読んでください。
戦略思考が学べるその他の本5冊
まだまだ、奥が深いですが、ここまで行って、さらにという方はオンライン教材の「悪魔シリーズ」がありますので、無料相談でその辺をご相談ください。
5. アウトプット(話し方、書き方など)
うんうん、話し方、書き方も本当に大事ですよね。
話し方、書き方でいえば、黄色ボン(=フェルミ推定の技術)、緑ボン(=『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト』)でさらりと学んでいるはずなので、もっと学びたいなって方に良さげな本を紹介しますね。
アウトプットは学べるその他の本4冊
この4冊は読んでおきましょう。
さいごに
うんうん、だいぶ、いい感じですね。ぐりぐりと成長していきましょう。
コンサル思考の「ラスボス」である論点思考を深く学びたくなったら、ぜひ、考えるエンジン講座の無料相談に 来てくださいね。