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「原因自分論」を味方にする–コンサルタントとしての成長を止めない

「原因自分論」を味方にする---コンサルタントとしての成長を止めない

「原因自分論」を味方にする–コンサルタントとしての成長を止めない

目次
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原因自分論とは?

「原因自分論」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「原因自分論」とは、文字通り “問題が起こったときに、すべての原因は自分にある” という考え方です。
ただ、文字通り受け取ってしまうと “すべての” という部分に違和感を覚えてしまいませんか?
世の中のどんな事象であったとしても100%自分が原因のことなんてない!ので、この考え方のエッセンスを活用して成長につながるマインドセットができたらな。と思います。

原因自分論を味方にする方法

問題が起こったときに、すべての原因は自分にある

先ほども触れましたが、この “すべての” という部分は、ひっかかりポイントではありますが、何かミスがあったとき他人の間違いを探して、

もっと〇〇さんがこうしてくれればよかったのに。

という思考にばかり陥ってしまうと、すぐに成長に限界が来てしまいます。

人のせいにしたら相手を責める言葉や思いがつのるだけで、“自分は” 今後どうしたらいいのか考えることを止めてしまうことになります。状況をより良く変えるための行動をすることがなくなり、せっかくの成長機会を逃してしまうのです。

例え2:8で大部分が自責ではないことだとしても、その自責である「2」は何なのか?自分がどんな言動を取ればもっと良くなっていたのか?を常に考え、対策を練ることで自分の成長につながるのです。

健全な人は、相手を変えようとせず自分が変わる

健全な人は相手を変えようとせず、自分が変わる。
不健全な人は相手を操作し、変えようとする。

アドラー心理学—アルフレッド・アドラー

健全な人は相手を変えようとせず、自分が変わる。
不健全な人は相手を操作し、変えようとする。

アドラー心理学—アルフレッド・アドラー

これはアドラー心理学で有名な、アルフレッド・アドラーが残した名言です。

「原因自分論」の反対の考え方である「原因他人論」で行動している人は、“相手が悪い=相手に変わってほしい”という思いがあるはずです。

この考えでは、相手が変わってくれない限り事象も変わりませんし、問題解決したくても相手の考え方や行動を変えることは簡単なことではありません。

例えば、上司に「うわ!お願いした調査、全然出来てないじゃないか!!」と詰められたとします。
この時「いやいや、納期も聞いてないし、これが第一優先だなんて言われてないよ。。。他にもやることあったし。」と思ったところで何も解決しませんし、上司をちゃんとわかるように指示してくれる人に変えるなんて不可能に近いのです。

ここでは、「自分に何かできることはなかったか?」と考えてみるのです。

「原因自分論」精神で考えを巡らせて次にお願いされた時は、

来週の水曜日のミーティングに使用する資料に必要なものですよね?月曜日には、完了させようと思っていますがスケジュール感に違和感ありますか?

と少しでも成長した自分で上司から仕事を受けることができるでしょう。

「原因自分論」と真正面から文字通りに受け取ってしまうと息苦しく感じてしまうかもしれませんが、自分がどんな言動を取ればもっと良くなっていたのか?を常に考えながら、自分を変えていくことで大きく成長できる。と前向きに捉えられるといいと思います。

まとめ

「原因自分論」を極めていくと、コンサルタントとしての成長だけでなく、コンサル卒業後のキャリアにも大きな影響を与えるような成長を遂げられることでしょう。
他人の考えや言動と過去は変えられませんが、自分の未来は変えられます。

人はすぐに原因を他人に求めがちですが、自分ができる対策を考える癖をつけて、はじめの一歩を踏み出すだけでも大きく成長できます。
ぜひ「原因自分論」を今日から味方にしてください。

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