戦略コンサルタント転職必読書—コンサルティングの基本~ベストプラクティス集
戦略コンサルタント転職必読書—コンサルティングの基本~ベストプラクティス集
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「コンサルティングの基本~ベストプラクティス集」とは
概要
調査・分析、戦略策定、フレームワーク活用、マネジメント等、すべてがわかる。
「BOOK」データベースより
神川 貴実彦 (著)
出版社 : 日本実業出版社
発売日 : 2013/6/20
単行本 : 261ページ
著者について
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア代表取締役。早稲田大学法学部卒、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)グラデュエイトディプロマ。SAIS学長ジョージ・R・パッカード博士のリサーチアシスタント、ベンチャー企業の営業を経てボストン・コンサルティング・グループに入社。1997年に独立し、株式会社ムービン・ストラテジック・キャリアを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「BOOK著者紹介情報」より
「コンサルティングの基本~ベストプラクティス集」は戦略コンサル転職対策に必読か?
「コンサルティングの基本」の続編。
コンサルティングファームのプロジェクトを紹介している。
しかし、当然、コンフィデンシャリティの観点から、実名は出せないため、「現場に溢れる面白いこと」を削がないとならず、その分、面白さにかける。
さて、本題に戻ると、ぜひ、ここを読んでもらいたい
98ページ:公共インフラ企業の顧客ロイヤリティ管理
副題を読んでみると、
世界最先端のIT“モノシリ”企業が届ける真の顧客志向のITコンサルティング
となっている。そう、世界イチのテクノロジー調査&コンサル会社である、ガートナーについて、書いてくださっている。
ガートナーはコンサル部門はすくなくとも日本ではまだ小規模のため、知らない人も多いかもしれないが、ガートナーの提唱する「ハイプサイクル」は見たことがあるという方も多いのではないだろうか。
近年求められているのは、ITコンサルタントではなく、あえてコトバにすれば、テクロノジーコンサルタント。
それを目指したいひとは、ガートナー・ジャパンに入るのが一番と思っています。
この本はケース対策という意味では読む必要はありません。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。