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戦略コンサルタント転職必読書—コンサルティングの基本

コンサルティングの基本

戦略コンサルタント転職必読書—コンサルティングの基本

目次
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はじめに

この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、

  • 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
  •  読むのであれば、どのページを読めば良いのか?

を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。  

「コンサルティングの基本」とは

概要

コンサルティングの基礎知識から、戦略、IT、業務、組織人事などコンサルティングの領域、代表的な全社戦略、事業戦略の全体像、コンサルタントに求められる素養や就職・転職の方法などまで幅広く解説。
コンサルティング業界を目指す学生、社会人にもおススメの一冊。

「BOOK」データベースより

神川 貴実彦 (著)
出版社 ‏ : ‎ 日本実業出版社
発売日 ‏ : ‎ 2021/9/29
単行本 ‏ : ‎ 232ページ

著者について

株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア代表取締役。早稲田大学法学部卒、ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)グラデュエイトディプロマ。SAIS学長ジョージ・R・パッカード博士のリサーチアシスタント、ベンチャー企業の営業を経てボストン・コンサルティング・グループに入社。1997年に独立し、株式会社ムービン・ストラテジック・キャリアを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「BOOK著者紹介情報」より

「コンサルティングの基本」は戦略コンサル転職対策に必読か?

2021/9/29にDX等、最新のトレンドを盛り込んだ新版化されたものが発売されていますが、こちらではその前に発売されていた本でご紹介しています。ページ数とか違うところあるかもですが、ご容赦を。

本題に入ると、この本のここを読んでほしい。

208ページ:コンサルティングファームへの勘違いをなくせば、門戸は広がる

コンサル本の中で唯一、転職エージェントの代表が書かれたこともあり、職務経歴書・志望動機の書き方に触れている。

213ページ:面接で勘違いしやすいポイント
勘違い①面接は自分の言いたいことを伝える場である
勘違い②面接は企業の話を聞きに行く場である
勘違い③圧迫面接をされたら、面接官と議論すべきだ
勘違い④面接は”ありのままの自分”を見てもらう場である
勘違い⑤体調が悪い状態で面接を受ける
勘違い⑥わからないことには「勉強します」で対応
勘違い⑦MBAの授業やケース対策本でケース面接は大丈夫

上記の「7つの勘違い」が記載されております。
本の解説は本に譲るとして、「私が!」この7つをどう思うか?を解説しちゃいます。

勘違い①面接は自分の言いたいことを伝える場である
⇒“まさに、勘違い!”ですね。
「頭の使い方」セクシーさを測られるのがケース面接だから。

勘違い②面接は企業の話を聞きに行く場である
⇒“まさに、勘違い!”ですね。ってか、そんな人いないっしょ。
「頭の使い方」セクシーさを測られるのがケース面接です。
⇒“内定”をもらった後、から、「御社ってどういう会社ですか?」と聞けるイメージ

勘違い③圧迫面接をされたら、面接官と議論すべきだ
⇒圧迫面接=“ハイプレッシャーの中で、いつも通り、頭を使えるか?”が論点。なので、議論してよいかと思います。⇒しかし、“ディフェンシブ”=自分の意見の正しさを無意味/強引にこだわるのはアウトという意味では、“まさに、勘違い!”ですね。

勘違い④面接は”ありのままの自分”を見てもらう場である
⇒“「頭の使い方」セクシーさを測られるのがケース面接”なので、ありのまま。
⇒でも、そんなにあまくないので、意識して、より頭が使えますよ!とアピールする必要はある。という意味では、“まさに、勘違い!”ですね。

勘違い⑤体調が悪い状態で面接を受ける
⇒“まさに、勘違い!”ですね。
体調悪くて受かるほど甘くないのだから、“ドタキャン”でマイナスになっても、元気な日に振り替えるほうが得。もし、それが二度目でなければね。

勘違い⑥わからないことには「勉強します」で対応
⇒“まさに、勘違い!”ですね。勉強します!で、すまない。
そうではなく、その場で教えてもらい、その場で考えを示すしかない。

勘違い⑦MBAの授業やケース対策本でケース面接は大丈夫
⇒“まさに、勘違い!”ですね
東大でも、三井物産でも、ハーバード出身でもコンサル対策をするに越したことはない。
なにせ、入ってみたら、周りも皆そうだし、そんな人ばかり受けていることをお忘れなく。

私の見解と、本の見解は違いますが、“まさに、勘違い!”という意味では一緒でした。

さいごに

ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について

コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。

「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。

ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術

ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18

本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。

Amazon 経営学ランキング1位獲得!

「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術

ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26

ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!

この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。

その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。

でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。

コンサルティングの基本

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