戦略コンサルタント転職必読書—IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ
戦略コンサルタント転職必読書—IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ」とは
概要
勤めている会社は大丈夫か?取引先は?会社再生のプロが実践している37の手法が身につく本。メーカー、小売・卸、通信、飲食ビジネス…エピソード満載。
「BOOK」データベースより
冨山 和彦 (著), 経営共創基盤 (著)
出版社 : PHP研究所
発売日 : 2012/2/16
新書 : 208ページ
著者について
経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO/パートナー。1960年生まれ。東京大学法学部卒、スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役社長、産業再生機構COOを経て、IGPIを設立。数多くの企業変革や業界再編に携わり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「BOOK著者紹介情報」より
「IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ」は戦略コンサル転職対策に必読か?
もちろん、ご存知、「冨山さん」の本。BCGから、CDIからの、産業再生機構からのIGPI設立。そして、迫力がある顔。もう、ザ・プロフェッショナル。
と、本に書いてあるプロフィールを見てたら、なんと、
司法試験合格
って書いてある。この人、やっばいな。こりゃ、マイリマシタ。
3ページ目に、経営分析力を見る、カンタンな(答えを出すのはめちゃくちゃムズイ)4問のクイズが記載されている。
ケース面接的には、ほとんど必要はない。
あえていえば、マッキンゼーでたまに出る「ハーバードっぽい」ケースのとき、このような数字周りの分析力は鍛えておくのは悪くない。
でも、コンサルタントとして、プロフェッショナルとしては、知っていたほうがいいことだらけだ。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。