戦略コンサルタント転職必読書—TIME TALENT ENERGY
戦略コンサルタント転職必読書—TIME TALENT ENERGY
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「TIME TALENT ENERGY」とは
概要
「働き方改革」では組織の生産性は上がらない。アウトプット最大化の鍵は「Aクラス人材」の配置である。カネ余りの時代において、真の希少資源は「TIME(時間)」「TALENT(人材)」「ENERGY(意欲)」である。その戦略的配分による究極の組織アウトプットの最大化戦略。
「BOOK」データベースより
マイケル・マンキンス (著), エリック・ガートン (著), 石川順也 (監修), 西脇文彦 (監修), 堀之内順至 (監修)
出版社 : プレジデント社
発売日 : 2017/10/17
単行本 : 328ページ
著者について
マンキンス,マイケル
ベイン・アンド・カンパニーサンフランシスコオフィスのパートナーであり、米州の組織プラクティスのリーダー。25年以上にわたり、企業が長期的な成長を遂げるための組織戦略の策定に携わっているガートン,エリック
「BOOK著者紹介情報」より
ベイン・アンド・カンパニーシカゴオフィスのパートナーであり、グローバルの組織プラクティスのリーダー。約20年にわたり、組織デザインや企業統合、コスト削減等のプロジェクトを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「TIME TALENT ENERGY」は戦略コンサル転職対策に必読か?
2017年に発売された、ベイン・アンド・カンパニーの本。
まず、最初に行っておくと「ケース面接対策」という意味で読むべき箇所はゼロ。読む必要はありません。
しかしながら、この本は現役のコンサルタントにとっては、面白すぎる本と感じるはずだ。帯に書いてあるのだが、
「働き方改革」では組織の生産性は上がらない。
アウトプット最大化のカギは「Aクラス人材」の配置である。
とある。「大企業病」から、如何に脱するか?この本で学べます。
繰り返しになるが、ケース面接対策には、1ミリも為になりません。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。