戦略コンサルタント転職必読書—企業価値4倍のマネジメント
戦略コンサルタント転職必読書—企業価値4倍のマネジメント
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「企業価値4倍のマネジメント」とは
概要
結果を出し続けるマネジメントは、どこが違うのか、何をやっているのか―。多くの企業とのプロジェクトで実践され、業績と企業価値の向上をもたらしてきた経営の「定石」を詳説した画期的テキスト。組織のブレークスルーを阻害する「岩盤」を打ち破るヒントが、ここにある。
「BOOK」データベースより
火浦 俊彦 (編集), ベイン アンド カンパニー (編集)
出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版
発売日 : 2015/8/1
単行本 : 343ページ
著者について
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン会長兼パートナー。東京大学教養学部卒業、ハーバード大学経営大学院修士課程(MBA)修了。日本興業銀行を経てベインに参画。25年以上にわたりさまざまな分野において、日米欧の企業に対するコンサルティング活動に携わる。直近では企業のM&Aに数多く関係し、企業の統合支援にも深く関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「BOOK著者紹介情報」より
「企業価値4倍のマネジメント」は戦略コンサル転職対策に必読か?
ベイン・アンド・カンパニーと、ベインの東京オフィスの代表の火浦さんが書かれた本。今までなんで、取り上げなかったのか?と思うほど、良書すぎてびっくりした。
ケース面接対策として読むべき箇所は、1章と2章。
特に57ページ:第2章にある企業の差別化の源泉15類型は、すごく勉強になるし、ビジネスケースを考える上で、参考になるフレームワークになり得る。
コンサルタントの方や、ビジネスという観点でいえば、全部読むべきですよ、勿論。
この本はめちゃくちゃ、整っているし、ベインっぽい。価値に拘り、まさに本の題名にあるように「企業価値を4倍にする」ことを小学5年生のようにまっすぐに目指す、ベインを体感できるはずだ。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。