戦略コンサルタント転職必読書—グローバルエリートの仕事作法
戦略コンサルタント転職必読書—グローバルエリートの仕事作法
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「グローバルエリートの仕事作法」とは
概要
日本のビジネスパーソンはイノベーションの鍵の半分、右脳的思考力と越境精神をすでに持っています。あとはグローバル環境で能力を発揮するための仕事の作法を身に着けるだけ。WBS解説者として人気の著者が語る。
「BOOK」データベースより
梅澤高明 (著)
出版社 : プレジデント社
発売日 : 2015/6/27
単行本 : 182ページ
著者について
A.T.カーニー日本法人会長。東京大学法学部卒業、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営学修士。日産自動車を経て、A.T.カーニー入社。日米で20年にわたり、戦略・マーケティング・組織関連のコンサルティングを実施。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」コメンテーター。グロービス経営大学院客員教授。クールジャパン関連の政府委員会で委員を務め、戦略の立案・推進で政府を支援。内閣府「税制調査会」特別委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「BOOK著者紹介情報」より
「グローバルエリートの仕事作法」は戦略コンサル転職対策に必読か?
著者は、ATカーニー日本法人会長梅澤高明さん。
「最強のシナリオプランニング」という本を前に出していたことからも推察されるように、この分野が得意な事は勿論ですが、“大好き”感が伝わってくる。
もうお分かりかと思いますが「ケース対策」という意味では読む必要はありません。
思考法や仕事術というよりは、
グローバルエリートってどんな感じで、どうやったら、なれるのか?
なので、それを知りたい人にはお勧め。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。