戦略コンサルタント転職必読書—地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
戦略コンサルタント転職必読書—地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」とは
概要
1000以上のフェルミ推定問題を解いた東大生たちが、その「とっかかり」と「解法ステップ」を体系化。だれも書かなかったこの体系さえおさえれば、あなたも最高の思考トレーニングができる。
「BOOK」データベースより
東大ケーススタディ研究会 (著)
出版社 : 東洋経済新報社
発売日 : 2009/9/18
単行本 : 141ページ
著者について
東大ケーススタディ研究会
「BOOK著者紹介情報」より
2008年6月に戦略コンサル志望者を中心に活動開始。フェルミ推定やビジネスケース等の幅広いケーススタディの研究、セミナー、および就活支援活動を行っている。
「地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」は戦略コンサル転職対策に必読か?
フェルミ推定は、コンサル転職をする上で対策したほうが良いのは間違いない。最近は、コンサル!が市民権を得て、転職したい!と思う人が増えました。そうすると「箸にも棒にも掛からんヒト」が、面接を受けるようになり、そんなヒトを振るいにかけるために、
フェルミ推定をしてみよう
となり、出題が増えてきています。
この本も含めて、フェルミ推定は「奥が深い」
ここで、「フェルミ推定の罠」を3つ紹介しておこう
フェルミ推定の罠1:「因数分解すれば、いいんでしょ」の罠
ほんと、こう思っているヒトが多く、あっけなく、コンサル面接で落ちる
フェルミ推定の罠2:「計算力だけを見てるんでしょ」の罠
ほんと、こう思っているヒトが多く、計算力を発揮する前に、落ちる
フェルミ推定の罠3:「これって、ケース面接のためのでしょ」の罠
ほんと、こう思っているヒトが多く、実際のケースでも使うことを知らない。
なので、ちゃんと対策をしましょう。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。