戦略コンサルタント転職必読書—ビル・ゲイツの面接試験-富士山をどう動かしますか?
戦略コンサルタント転職必読書—ビル・ゲイツの面接試験-富士山をどう動かしますか?
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「ビル・ゲイツの面接試験-富士山をどう動かしますか?」とは
概要
世界一スマートな企業の社員採用理念は、超高IQか、それとも型破りの発想と情熱なのか。並みいる秀才をうならせる、驚異の難問・奇問のパズルとクイズの数々。逸材発掘の秘術のベールを剥ぎ、難関突破の傾向と対策の全てを公開する。真の知性とは何かを根源から問い直す。
「BOOK」データベースより
ウィリアム パウンドストーン (著)
出版社 : 青土社
発売日 : 2003/6/15
単行本 : 341ページ
著者について
MITで物理学を学ぶ。物理学と情報理論を専門とする。訳書に『囚人のジレンマ』 (青土社) 。ロサンジェルス在住。
「BOOK著者紹介情報」より
「ビル・ゲイツの面接試験-富士山をどう動かしますか?」は戦略コンサル転職対策に必読か?
この本は、私の思い出深き本なので、ご紹介させて頂きます。
2004年の12月末、忘れもしない、東新宿の焼き肉屋「幸永」。ビビン麺を食べていると、意気揚々とした顔で、弟が、
兄貴。俺、マッキンゼーから内定もらったんだよね。
マッキンゼー?
そう。初年度で、550万(うろ覚え)で、兄貴超すぜ。
(え、、、まじ・・・兄のメンツが・・・)お、お、おれも、受ける!
(え、、。まじ・・・イヤだし、受かるわけ・・)他にしてよ。
え、他、どこか、ないの?そこ受けるから。
あるある。BCG。あと、対策本も教える。
(心の声) 弟が受かるんだから、楽勝だろ
(心の声) 受かるわけないから安心、合格率何倍だと思っているのさ
そして、教えてもらったのが、この本。きっと、今思えば、“弟の罠”だったんだなと思います。この本は「頭の体操」の部類の問題がいくつか紹介されており、それを対策するなら、他の本のほうが100倍良い。この本は、「地頭の良い人をいかに採用するか?」に答えた名著。
そういう意味ではコンサルティングファームの採用担当者にお勧めかもしれない。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。