戦略コンサルタント転職必読書—申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
戦略コンサルタント転職必読書—申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」とは
概要
「戦略計画」「最適化プロセス」「業績管理システム」…こうして企業は崩壊する。デロイト・ハスキンズ&セルズ、ジェミニ・コンサルティングと、大手コンサルティングファームを渡り歩いてきた実力派コンサルタントが、自らとコンサル業界が犯してきた恐るべき過ちの数々を大暴露。物議を醸す話題作!
「BOOK」データベースより
カレン・フェラン (著)
出版社 : 大和書房
発売日 : 2014/3/26
単行本 : 328ページ
著者について
経営コンサルタント。マサチューセッツ工科大学(MIT)および同大学院を卒業後、デロイト・ハスキンズ&セルズ(現デロイト・トウシュ・トーマツ)、ジェミニ・コンサルティング等の大手コンサルタンティングファームで、戦略、オペレーション、組織開発、IT分野の経営コンサルタントとして活躍。その後、製薬大手ファイザーや、ジョンソン・エンド・ジョンソンでマネージャー職を務めた。オペレーティング・プリンシパルズ社の共同設立者となり、経営コンサルタントとして活動している
「BOOK著者紹介情報」より
「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」は戦略コンサル転職対策に必読か?
副題:コンサルタントはこうして組織をぐちゃぐちゃにする
この表紙が勉強になる。コンサルタントは、「スタンスをとる」商売である。このことを、教えてくれる。
社長にこうしたほうが良いか?悪いか?と聞かれているときに、たとえ「51対49」であっても、スタンスをとり、YES!またはNO!のスタンスを取らなければならない。(と思っている生き物である)
ケース面接にも通じるのだ。社長から相談がありました!ケースのときに、それが顕著。
例えば、こんな問題だ。
東京ヴェルディーのGMから、コンサルタントである貴方は、相談を受けた。
「昔は、いっぱいお客さんが入っていたんだけど、最近は5割程度。だから、子供は無料!にしてみたいと思うんだけど、どう思う?」
さて、あなたなら、何を語りはじめますか?(5分お考えください)
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。