戦略コンサルタント転職必読書—外資系で学んだすごい働き方
戦略コンサルタント転職必読書—外資系で学んだすごい働き方
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「外資系で学んだすごい働き方」とは
概要
これからの時代は細くても長く仕事を続けることがさらに求められる。しかし、細いよりもできれば骨太な自分らしいキャリアを築きたい。自分の幸せは自分で作るしかない。オックスフォード修士、ロンドンビジネススクールMBA、外資系コンサルティングファームなどでわかった普通の人でも必ず結果が出せる、仕事の進め方とキャリアの作り方。
「BOOK」データベースより
山田 美樹 (著)
出版社 : プレジデント社
発売日 : 2017/4/27
単行本 : 288ページ
著者について
1975年埼玉県行田市生まれ、行田市育ち。上智大学比較文化学部卒業後、オックスフォード大学大学院社会人類学修士(M.Phil)を経て、欧州系戦略コンサルティングファームCVA、グローバル会計事務所Deloitteに勤務。その後、ロンドンビジネススクールにてMBAを取得し、組織・人事領域を専門とするコンサルティングファーム、ワトソンワイアット(現Willis Towers Watson)に入社。現在は、大手外資系ヘルスケア企業にて、社内の人事戦略立案、人事課題の解決に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「BOOK著者紹介情報」より
「外資系で学んだすごい働き方」は戦略コンサル転職対策に必読か?
帯に「オックスフォード修士」「ロンドンビジネススクール」「外資系コンサルティングファーム」とあったので、これもコンサル本と思って読んだ。
まず、ケース面接対策という意味では読む意味はないし、内容も「ごった煮」感が否めない。どれか一つに絞り、山田美樹さんの生々しい体験を聞きたかった!というのが、正直なところ。。。
挙句の果てに「第7章 仕事で使える英語力の高め方」
うーん、英語なら、英語習得のスペシャリストから聞きたい。ってなってしまう。
背景知りませんが、論点があいまいな本すぎて、学べない。読まなくてよいですね。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。