最新著書『コンサルが「マネジャー時代」に学ぶコト』ご購入はこちらから

戦略コンサルタント転職必読書—外資系企業がほしがる脳ミソ

外資系企業がほしがる脳ミソ

戦略コンサルタント転職必読書—外資系企業がほしがる脳ミソ

目次
考えるエンジン無料相談はこちらから

はじめに

この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、

  • 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
  •  読むのであれば、どのページを読めば良いのか?

を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。  

「外資系企業がほしがる脳ミソ」とは

概要

「常識にとらわれない発想」を磨くことが、合格への鍵である!ゴールドマン・サックスをはじめとする超一流投資銀行や、マイクロソフト等のハイテク企業、ヘッジファンド、ベンチャー・キャピタル、戦略コンサルティング・ファームの採用面接試験で実際に出題された問題を多数収載。

「BOOK」データベースより

キラン・スリニヴァス (著)
出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社
発売日 ‏ : ‎ 2007/9/14
単行本 ‏ : ‎ 156ページ

著者について

脳トレ系クイズの熱狂的なマニア。ウォール街の投資銀行で先物・デリバティブのトレーダーとして働いた後、現在はニューヨークにある資産運用会社に勤務。スタンフォード大学で経済学の学士号、ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得している

「BOOK著者紹介情報」より

「外資系企業がほしがる脳ミソ」は戦略コンサル転職対策に必読か?

コンサルティングファームも当然、“外資系”に入るので、この本を手にとってしまった方も多いのではないだろうか。え?・・・・手に取ってしまった方。そう、残念ながら、コンサルティングファームの採用面接には全くでてなかった。ここ10年、たぶん、全くでてなかった。

え?・・・・全くでてなかった =過去形?

そう、不幸中の幸い、あるコンサルティングファームの採用面接に出ている。
なにせ、この本を買って無駄ではなかった!と思うのが、この手の問題に慣れるまでには、時間がかかる。それも、まだ、トップコンサルで1社のみ。
この本の節々に表れているとおり、ゴールドマンサックスをはじめ、外資系の中でも、投資銀行など金融に伝統的に出題されている形なのだ。

私が知っている問題を一つ紹介しよう。

貴方の親友が、いや親友くらいではダメか。あなたの子供が人質に取られています。犯人からゲームをしようと提案があった。ここに赤玉と、白玉がそれぞれ20個ずつあり、箱も2つある。おまえが、好きなように玉を箱に分けてよい。ただし、犯人の私が引く。もし、白玉がでたら、お前の子供だけを助けてやろう。
さて、分け方で確率を上げる方法はあるだろうか?それともないだろうか?

本題に戻ると、ぜひ、この本の“はじめに”を読んでほしい。

人生で成功を収めるためには、既成概念にとらわれず、独創的な発想をする、(=think outside the box )ことが不可欠である。

まさに、私もそう思う。なので、私も最後に、think outside the box を鍛えるのに、最高の本を紹介して締めようと思います。

ポール・スローンのウミガメのスープ

この本は、水平思考を鍛える本として有名ですが、発想力や、コンサルで必須のso-what、示唆のチカラまで鍛えられる良本です。ちなみに、シリーズで合計4巻出ていますので、お好きな方はぜひ。

ちなみに、「ウミガメのスープ」に起業する直前、ハマりにはまった。仲間を集めて、数時間出し合ったことがあるくらいだ。

せっかくなので、一題、出してみましょう。

住宅街にぽつんとある乾電池の自動販売機。 僕は会社帰りに同じ女がその自動販売機で電池を買うの何度も何度も見かけて不思議に思っていた。でも僕はある日偶然彼女が乾電池を買う理由を理解した。で、そのとき僕も電池を買ったんだ。なぜ女は電池を買っていたんだと思う?

さいごに

ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について

コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。

「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。

ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術

ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18

本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。

Amazon 経営学ランキング1位獲得!

「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術

ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26

ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!

この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。

その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。

でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。

外資系企業がほしがる脳ミソ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次