戦略コンサルタント転職必読書—課題解決のための情報収集術
戦略コンサルタント転職必読書—課題解決のための情報収集術
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「課題解決のための情報収集術」とは
概要
情報収集は「課題」からはじめよ!最短で本質にたどりつき結果を出す、プロの情報収集術。
「BOOK」データベースより
河村有希絵 (著)
出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 : 2014/11/20
単行本(ソフトカバー) : 165ページ
著者について
1997年東京大学法学部卒、ボストンコンサルティンググループに入社。ノースウェスタン大学ケロッグスクールオブマネジメントにてMBA取得。長期に渡り、様々な企業のコンサルティングに携わる。また、ボストンコンサルティンググループ在職中、内閣総理大臣官邸国際広報室に出向、国際広報戦略アドバイザーとして東日本大震災後の風評被害対策などを担当。2014年10月よりCange WAVE(株式会社チェンジウェーブ)に共同代表として参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「BOOK著者紹介情報」より
「課題解決のための情報収集術」は戦略コンサル転職対策に必読か?
21st CENTURY BUSINESS PROFESSIONAL シリーズの第二弾。
本の題名は「情報収集術」となっておりますが、コンサルタントの思考の深め方が、如実に表れていて、勉強になります。著者は、BCG出身の河村さん。私もほんの少しだけ、仕事をさせて頂いたことのある方。それだけに、私にとってフィット感がものすごく高い感じになっており、好きな本。
さて、本題に戻ると、ぜひ、ここを読んでもらいたい
25ページ:演習1「課題」を確認する
32ページ:演習2「課題」の核心との距離をはかる
この2題は、そのまま「ケース面接」で出題されている問題に非常に近い。
3章以降は、「これから、コンサルティングファームに入る方、入りたての方」全員に読んでもらいたい。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。