戦略コンサルタント転職必読書—アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」
戦略コンサルタント転職必読書—アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」」とは
概要
総合コンサルティング企業、アクセンチュアが「プロフェッショナル」としての原点に立ち戻り、自信と誇りをもてる未来を創造するために挑んだ働き方改革『プロジェクト・プライド』の軌跡。―「世の中から認められ、働きやすく、フェアな会社」へ。
「BOOK」データベースより
江川 昌史 (著)
出版社 : 日本実業出版社
発売日 : 2017/8/31
単行本(ソフトカバー) : 176ページ
著者について
アクセンチュア株式会社代表取締役社長。1989年慶應義塾大学商学部卒業、同年アクセンチュアに入社。製造・流通業界を中心としつつ、通信、ハイテク、素材・エネルギー、金融業界や公共サービス領域など、多岐にわたるお客様のプロジェクトを指揮。主に、戦略立案、構造改革、新規事業立ち上げ、デジタル変革、大規模アウトソーシングプロジェクトなど、さまざまな領域の案件を主導した。2000年にパートナー就任。消費財業界向け事業の日本統括を歴任し、2008年10月に執行役員(製造・流通本部統括本部長)に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「BOOK著者紹介情報」より
「アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」」は戦略コンサル転職対策に必読か?
アクセンチュア株式会社の代表取締役江川昌史さんの本。ケース対策には1ミリも役に立ちませんが、コンサルの中で、異才を放ち・絶好調なアクセンチュアを垣間見るのに途轍もなく良い本です。
アクセンチュアはBCGの規模の20倍もある。
だから、「夜中まで、働け!」では、いい意味でも悪い意味でも済まされない。コンサルティングワークという「そもそも、めちゃくちゃハード」である中で、
いかに、生産性を高め、ハードすぎないファームにするか?
が描かれている。
実際、アクセンチュアのMDの方と話す機会があるのだが、苦しみながらもそれを見事に実現しているから、本当にスゴイ。コンサルというハードな世界に飛び込みたいけど、ハードすぎるのは家庭・家族的に困る的な方は、まず、読みましょう。そしたら、間違いなく、第一志望がアクセンチュア戦略になることでしょう。
実際、戦略×テクノロジーなら「1番」ですし、本当におすすめなファーム。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。