戦略コンサルタント転職必読書—コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法
戦略コンサルタント転職必読書—コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法
はじめに
この世には、ケース面接対策本、コンサル思考、コンサル業界に関する本まで「コンサル」の関連本が山のようにあります。そこで、世の中に溢れる「これ、コンサル関連本?」と思われるタイトルの本を全て “購入し”、自ら読んで、
- 「ケース面接対策」という意味で、この本を読んだ本が良いかどうか?
- 読むのであれば、どのページを読めば良いのか?
を丁寧に解説しました。当初、55冊を目指してご紹介しようとスタートしましたが、いつの間にか、どんどん増えておりますので、「どの本を読むべきなのか?」と迷われている方に、是非とも参考にして頂きたいです。
「コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法」とは
概要
IQ重視のマッキンゼーとEQに勝るボスコン。いずれもそれだけでは、AIに負ける!?世界の二大コンサルの問題解決の基本技とその限界。それを超える価値創造の技術とビジネスの最新潮流。
「BOOK」データベースより
名和 高司 (著)
出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 : 2018/7/12
単行本(ソフトカバー) : 512ページ
著者について
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。1957年生まれ。80年東京大学法学部卒業後、ハーバード・ビジネススクールにてMBA取得(ベーカー・スカラー授与)。三筆商事の機械グループ(東京、ニューヨーク)に約10年間務めたのち、マッキンゼーのディレクターとして約20年間、コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。日本、アジア、アメリカなどを舞台に、多様な業界において次世代成長戦略、全社構造改革などのプロジェクトに幅広く従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「BOOK著者紹介情報」より
「コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法」は戦略コンサル転職対策に必読か?
ハーバードからの、マッキンゼーにBCG。からの。。。一橋大学MBAの教授「名和」さんの本。
めちゃくちゃいい本すぎる。コンサル思考がここまで丁寧に説明されている本は無い。
ケース面接という意味でも読みながら、ビジネスケースをやるのは相当いい。
もう一つ、面白いな!と思った箇所を紹介すると、
IQ重視のマッキンゼーとEQに勝るボスコン
ファクトベースのマッキンゼーと心理学重視のボスコン
まさに!と思いました。
BCGを愛する兄(私)と、マッキンゼーだった弟。なんか、弟のほうが頭がいいけど、兄のほうが、優しいよね。って言われている感。納得。
さいごに
ケース面接対策に欠かせない「フェルミ推定」について
コンサルタント転職に欠かせないケース面接対策といえば、まずは「フェルミ推定」です。
これはある意味、コンサル転職界の「センター試験」。基本・基礎ですので、徹底的にやってください。
「フェルミ推定」の最強対策本はこちらです。
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2021/8/18
本書は、コンサルタントになる、サバイブする、そしてマネージャーになる為には必須の一冊となっています。新卒・中途コンサル転職の必読書です(読まないと落ちるかもしれません)。
同時に、最強の武器になる最高の思考法を身につけるためのビジネス書でもあります。
フェルミ推定の入り口を学ぶための軽い問題集ではありません。
楽しく、面白く、プラクティカルに、明日から使える形で書いてある実践のためのバイブル。
「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術
ソシム 高松 智史 (著) 2022/2/26
ベストセラー『ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術』から早6ヶ月、待望の新刊がついに登場! 前作が「テキスト&問題集」だったから、本作はがっつり実践問題集編です ・・・なんて単純な2冊目であるはずがない!
この2冊だけでも構いません。これ以外の本は不要です。
この2冊を繰り返しやり、暗記してください。
その上で、過去問をやる。模擬面接をやる。って感じになります。
でも、圧倒的に過去問や模擬面接をやるより、この2冊を繰り返しやるほうが受かります。
なので、まず、この2冊でフェルミ推定を克服するところからはじめてください。